UberやLyftって知っている?

左側に小さく写っているいるのが「自由の女神」。場所は「ホイットニー美術館」。

皆さんの中には、すでにUberLyftを使った経験のある人がいると思います。2018110日よりニューヨークとナッシュビルに行ってきました。毎年行われている全米プロ写真家協会のコンベンションに参加するためです。
その前に、見聞を広げ、刺激を受けるためにニューヨークに寄って来ました。
ニューヨークでは、ウーバーをたくさん利用しました。

Uber(ウーバー)とは、アメリカの企業「ウーバー・テクノロジーズ」が2009年より運営しており、自動車配車をスマホアプリで簡単にできて、支払も登録したクレジットカードで完了する仕組みを作った会社です。現在は世界70カ国・地域の450都市以上で展開しているそうです。2015年には、すでに約13000億円超の売上を達成しているのだとか。

ウーバーの仕組みは、スマートフォンのアプリから車の手配をします。すると最寄りの運転手に連絡が入って迎えに来てくれます。すごいのは、目的地は入力する(AIでスペルが間違っていても場所を表示してくれます)のですが、自分の所在地は運転手にGPSを通じて情報がいくことです(こちらのプライバシーは名前以外は運転手に知らされません)。

つまりタクシーのように、迎えに来てもらう場所の説明は不要です。また、使用する道路も予めナビに出ており、金額も乗る前から明朗です。アプリにはクレジットカードを登録してあるので支払い行為は発生しません。目的地に着いたら、そのままバイバイです。

タクシーですと現金が必要で、海外の場合にはチップの要求や不明朗会計の心配はありません。乗る前から、運転手のプロフィールも出ていますし、車種、ナンバープレートも表示されています。

ウーバーは車も選べます。嫌な匂いや、乗りごごちの悪い車種を避けることもできます。理由は評価を見て選べるからです。アプリでは最寄りに何台のウーバーが走っているか、どのくらいで到着するかを正確に確認することができます。

現代は、1000年に一度の大変革時代であり、「時代のミレニアム」と呼ばれています。通信技術、プログラム開発、宇宙に飛ばしている衛星技術(GPS)、顔を認識する写真技術などの集合体が、世の中に大きな変化をもたらしています。
しかし、IT技術以前に「嘘をつかない明朗な仕組み」を作ったことが、躍進している理由だと感じました。

残念ながら、ウーバーは日本では許可されていません。