日本のものづくり

みなさんは、お金や時間を費やす場所をどのように選んでいますか?

私は、無駄なものは極力増やしたくないと日頃思って生活しています。理由は明確で、物持ちがとても良く、捨てることが苦手、物が少ないほうが片付けが楽だからです。そんな私が最近、ここは素敵! と発掘した洋服屋さん「facterier(ファクトリエ)」がありますので紹介します。

日本で 54 箇所の工場で作られている商品

こちらのお店の売りは、なんと言っても下記の2!
MADE IN JAPAN
②工場直結

日本の経済や工場を元気にしたり、無駄な中間業者はカットして適正な価格で商品を提供しようという考え方に共感しました。

代表の山田さんは、熊本で 100 年続く老舗婦人服店の息子さんに生まれ、フランスに留学。その後、パリのグッチに就職したそうですが、そこでは、日本には素晴らしい伝統の染や織りなどの素晴らしい技術があるのに、ブランドがないために世界に知ってもらう機会がない、世界に誇れる「職人の技」と「アパレル業界」が衰退していくことに疑問を感じ、ないならと自分でブランドを作ったそうです。日本国内で生産しているアパレルブランドは、ついに3%にまで衰退してしまっているそうです。これは消費者として、少しでも応援するぞ! という思いと、単純にデザインや素材が気に入ったので、福井県の職人さんが作った上着と富山県の工場で作られたマスクを購入してみました。

基本的にはネット販売ですので、試着だけお店で済ませ、商品は 2 日間後に自宅に届きましたが、購入した洋服の生産者からのお手紙形式の記事も入っていて、さらに大事にしようと感じたストーリー性のある商品でした。HP をチェックしたところ、人に話したくなる商品と書いてあり、まさに私のように、なんだか人に紹介したくなっちゃうお店です。良ければチェックしてみてくださいね!

生産者からのお手紙。この社長も着用している上着を購入しました! 職人さんにも応援コメントを届けられる!
織り機かな? かっこよい機械の写真のパンフレット。それぞれの商品への思いなどが書かれている