ニューヨーク旅行

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7月中旬、実に10年以上ぶりにアメリカはニューヨークへ旅行に。あれこれ見たい、行きたい、食べたいでテンションMAX状態で13時間のフライトを経てついにニューヨーク到着。ガムを噛んでいる入国審査員のいかついおにいちゃんを見ながらアメリカに着いた実感が湧いてくる。

まずはぜひ行ってみたかった五番街にあるらかんスタジオ創業の地。現在のビル前の通りには人や車が常に行き交いクラクションが鳴り響きなんともエネルギッシュ。100年以上前の街並み想像しつつ、当時異国の地で日本人が写真館を開くというその行動力に改めて心打たれるものがあった。

そしてもう一箇所行きたかったのがニューヨーク最古のデリ、KATZ’S DELICATESSEN(カッツ・デリカテッセン)。なんと1888年からあるらしく、いつも昼前には満席になる超人気店。オープンと同時に入店したのにぞくぞく人が入ってくる。

ここの名物はなんといっても大きなパストラミサンド。牛肉はなんと驚きの1ヶ月熟成!カウンターで注文をすると店員さんがダン!ダン!とワイルドに肉をカットしてくれる。
限界まで口を開けないと入りきらない程ぎっしりパンに挟まれたパストラミは繊維がほどけるほど柔らかく脂がのって超ジューシー。黒胡椒が効いたシンプルな塩味で牛肉の旨みがダイレクトにガツンと来るのと同時に、パンにたっぷり塗られたマスタードがアクセントになって食べた瞬間「うまっ!」と思わず声が漏れる。お口直しの極太ピクルスをボリボリかじりながら手が汚れるのも気にせずわしわしと食べ進めペプシでがんがん流し込む。この一食、いや半分の量でも既に一日分のカロリーは摂取している自信があるけどそんなことは気にしない!

背徳感たっぷりで最高のギルティー飯でした。