普段は忘れているのに、ふと思い出すとじわじわと食べたくなってくるナポリタン。気取っていなくていつ食べてもしみじみ美味しい。たかがナポリタン。されどナポリタン。
あたたかい家庭には、いつも家族の笑顔と美味しそうなにおいが立ち込める。特別な食材じゃなくても、家族のことを想って作ったごはんは特別なごちそう。
毎日のごはんが、家族の絆になる。日々の何気ないごはんを写真と文章に収めることで、そんなことに気づいてもらえるコラムを綴ります。
餃子
定期的に無性に作りたくなる料理、自分の中のダントツ一位が餃子。餃子を作る時は一気に大量にタネを作り、もくもくと包み作業に没頭する。最高のリラックスタイムだ。
餃子は作れば作るほど奥が深い。基本はあれど、中身も包み方もバリエーションは無限。今まで何回も作っていてもなかなかこれ!というベストのタネレシピが出来上がらない。 “餃子” の続きを読む
手作りキムチ
去年から密かなマイブームになっているのがキムチ作り。今まで色々な市販のキムチを食べたもののなかなか自分好みのものが見つからず、ならば作ってしまおうと思い立ったのがきっかけで、それ以降キムチといえば自家製が定番となった。たっぷりと一度に作れるし、何より辛さや味付けが自分好みに調整し放題なのが最高なのだ。 “手作りキムチ” の続きを読む
梅仕事
梅雨入り近くになると店頭に並び始める青梅。梅雨は嫌いだけど、綺麗な薄緑色の青梅を見ると毎年テンションが上がり、梅仕事がしたくなる。梅酒、梅味噌、梅ジャム、今まで色々作ったけれど、今年は今まで手を出したことのなかったカリカリ梅に挑戦することに。個人的にはしょっぱいのよりも甘酸っぱいのが好みなので、今回は砂糖入りのレシピにチャレンジ。 “梅仕事” の続きを読む
クスクス
世界最小のパスタ、クスクス。ポロポロしたその独特な食感からちょっぴり敬遠されがちな存在。
そんなクスクスの魅力に気付いたのは以前カフェ勤めをしていた時で、そこでは中東系の料理を多く提供していたこともあり賄いにクスクスが登場する頻度が高かった。正直それまではなんだか食べにくいイメージで食わず嫌いしていたが、日々食べる内にじわじわとその虜になり、最終的にはライスがあっても自ら好んでクスクスを食べるくらいにはまっていた。一緒に食べる魚介や肉のエキスがすぐに染み込み、口に入れると小麦の風味も一緒に楽しめる。今日はふと思い立って当時のメニューを真似しつつクスクスに合う煮込み料理を作ってみた。 “クスクス” の続きを読む
ゆず塩
昨年末、実家の庭に生えているゆずを大量に収穫した。脚立に登り、手の届く範囲のゆずをパチパチと枝切り鋏で収穫しただけでもバケツに山盛り4杯。両親や姉家族と分けてもまだまだ大量にある。ゆずは香りも良くて美味しいけれど、ちょっぴりアクセントで料理に添えたり、風味漬けに汁を絞ったり名脇役的な存在で、なかなか大量消費するのが難しい。さて、この大量の柚子たちをどうしようか。 “ゆず塩” の続きを読む
サムギョプサル
お肉も野菜もむしゃむしゃたっぷり食べたい気分の時、我が家の食卓によく登場するお気に入りのメニューがサムギョプサルだ。脂が落ちるスリット付きの専用プレートを以前購入してからというもの、週末や友人を招いた食事会をする際などに大活躍している。今夜はお肉好きの友人が我が家に来るのでサムギョプサルでおもてなし。 “サムギョプサル” の続きを読む
炊き込みご飯
秋らしい気候になってスーパーにサンマやさつまいもが並ぶ時期になると、無性に炊き込みご飯が食べたくなる。小さい頃に母がよく豚汁と一緒に鶏肉の炊き込みご飯を出してくれていたのを思い出していたら、炊き込みご飯食べたい欲がむくむく沸いてきた。 “炊き込みご飯” の続きを読む
アクアパッツァ
一見凝ったように見えて実はシンプルで簡単な料理の一つ、アクアパッツァ。味付けは塩胡椒だけなのに、こんなにも美味しくなるのかと毎回作る度に自画自賛してしまう。魚も野菜もその時々で入れるものは違うのに、どうやっても美味しく仕上がる。 “アクアパッツァ” の続きを読む
ニューヨークチーズケーキ
1921年にらかんスタジオがニューヨークで創業されてから今年で100年!
その当時のアメリカではどんな食事が流行っていたのだろう。ふと気になりあれこれ調べていると、ニューヨークチーズケーキの記事が目に止まった。
諸説あるが、どうやら元々はユダヤ系移民によって持ち込まれたお菓子が始まりらしく、その後少しずつアメリカ風にレシピが進化し、現在のようなニューヨークチーズケーキが1920年代に広まり始めたとのこと。