「ずく出せ」という言葉

らかんスタジオの小松です。

日本3大奇祭のうちの1つ「御柱祭」。
地元の長野で7年ごとに行われる祭で、昨年春に行われました。

ご存じない方にご説明すると、7 年毎の寅と申の年に樹齢150 年を超えるモミの大木を山の中から16 本選び、里に曳き出し、川を越え、山から落とし(この時けが人や死者が出る)、諏訪大社の社殿の四隅に建てるという行事です。 長野県内諏訪地方の6 市町村の氏子たちが協力して行います。

私が経験したのは、4 歳、10 歳、16 歳、22歳の4 回ですが、どの時もそれなりに記憶に残っています。しかし今年は20 代後半!同級生が観光大使や撮影、木遣りやラッパ隊(音頭取り)などで大活躍なので応援したいのと同時に、私もいろいろ頑張らないとと身が締まる思いです。やっぱり友達や仲間って楽しいだけじゃなくて、刺激になったり、励みになったり、大切な存在だなぁと思います。長野の方言で「ずく」という言葉があります。

「ずく」とは – 主に長野県で使われる方言。 標準語だと根気ややる気、根性、気力などに似ているが適当な言葉がない。強いて言うならば、億劫がって何かをやりだそうとしない状態を「(あなたは)ずく無しだ」などと形容する。

地域を引っ張る同級生達に「ずく出せ」と言われないよう頑張ろうと誓った冬でした。(ちなみにうちの地元は私の人生で1番大きな柱です~!)

切り出した柱を見に行ってきました。
近くに名物氷餅が干してありました♪