激辛料理

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ヒーヒー言いながら時には涙を流し額に汗をかきつつも、ついつい次の一口に箸が伸びてしまう、そんな激辛料理が私は大好きだ。和食の、素材の味を引き立たせる名脇役的なワサビ等ももちろん好きだが、ガツンとしたお肉料理などにも負けないパンチの効いた唐辛子系の辛さがたまらなく好みで、我が家の冷蔵庫には自家製の青唐辛子醤油が常備されている。

激辛料理

昨晩も無性に辛いものが食べたい衝動に駆られ、夕飯は海鮮スンドゥブチゲにした。すりおろしたニンニクや生姜、コチュジャンなどをベースにしたスープに鱈やイカなどの魚介、旨味役としてお肉も少々、白菜キムチは汁も一緒に入れ煮込んでいく。

激辛料理

絹ごし豆腐とあさり、一味唐辛子(甘味のあるキムチ用の唐辛子がおすすめらしいが、ここは敢えて絡みの強い一味唐辛子を)も入れ更に煮込み、ニラをドサっと乗せたら仕上げにその上から追い唐辛子で完成だ。

激辛料理

一味唐辛子が絡み付いた熱々の豆腐や魚介を、スパイシーなスープと一緒に流し込んでいく。食べ進めるごとに額に汗がじんわりにじみ出し、お鍋が半分無くなる頃には着ていたパーカーを脱ぐほどに。シメはご飯を入れて雑炊に。アクセントに薄くスライスした生の青唐辛子を少し入れ、シメとは思えない程のパンチ力でペロリと平らげた。「食べ終わった」と言うより「戦い終えた」という感じだ。

激辛料理

この食べ終わった時のなんとも言えない達成感と満足感。これだから激辛料理はやめられない。なんて書いていたらまた辛いものが食べたくなってきた。