お菓子作りには料理とはまた違った難しさと楽しさがある。
目分量で味付けができたり途中で何か食材を足して臨機応変にアレンジできたりする料理とは違い、お菓子作りは常にレシピに忠実に、後戻り無しの一発勝負だ。 “お菓子作り” の続きを読む
作ることと食べること
某有名作家のブログを読んでいて、こんな文章を見つけた。
“美味しいことは人生を明るくする。それが自分で作ったものであればなおさらじゃないか。そうだ、ぼくは幸せになりたいから、料理をするのである。悲しいことを蹴散らすために、不幸を近づけないために、料理をするのだ。我々はもっと料理を愛すべきである。
「ああ、美味い、幸せだ!」これに勝る幸せはない。”
料理をする理由はまさにこの最後の一文に尽きると思う。
料理と器
献立を決める時、使いたい器をベースにその日のメニューを考えることが結構ある。
蒸し暑い夏の日はガラスの平皿に合うカルパッチョ、片口の土ものの器には汁まで楽しめる肉豆腐。盛り付ける器によって料理はガラッと表情を変える。 “料理と器” の続きを読む
買うのではなく作ってみる
普段はスーパーで買っているような物も、ふと思い立って手作りしたくなることが多々ある。
最初に手を出したのはトマトケチャップ。真っ赤なトマトと玉ねぎ、にんにく、生姜をミキサーにかける。丁寧にザルで漉したら、ローリエ等のスパイスを入れてグツグツと鍋でゆっくりと煮る。
おもてなし料理
私が小さい頃、我が家に来客があると母はたくさんのおもてなし料理を振る舞っていた。テーブルの上に並べられた数々の料理の中から、一品ずつ”選ぶ楽しみ“がそこにはあった。 “おもてなし料理” の続きを読む
お弁当
お弁当は、あの一箱の中で前菜、メイン、ご飯など料理のフルコースが完結していて、だからこそ奥深いし作るのも本当に楽しい。
食べる人の好みや食べるタイミングを考え、蓋を開けた瞬間にテンションが上がるように頭の中であれこれイメージを膨らませてメニューを考えるのがわくわくする。
羽釜ご飯
数年前、勤めていた職場で倉庫に眠っていた羽釜を譲り受けてから、我が家では毎回羽釜でご飯を炊いている。