レッドカレー

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梅雨シーズンが近づきジトっとした日が続くと、決まってパンチの効いたカレーが食べたくなる。中でもタイカレーはこの時期になると毎年必ず作る定番メニュー。ここ数日一気に気温と湿度が上がったのと同時に、私のカレー欲もぐんぐん上昇中。

見た目にも辛さをということで今日のお昼はレッドカレーに決定。豚肉になす、パプリカ、しめじ、たけのこ、欲張って具材も豪快にたっぷり。カレーって何を入れても美味しくなるからついついあれこれ入れたくなる。

カレーペーストをフライパンで炒めるとニンニクやレモングラス、唐辛子等が混ざり合ったスパイシーな香りが一気に立ち込める。そこにココナッツミルクを入れると真っ赤なペーストとじわじわと混ざり合い綺麗なグラデーションが描かれる。その様子が美しくていつもぼーっとしばらく眺めてしまう。


フツフツと沸いてきたらお肉や野菜を入れて煮込むだけ!今回こそはカレーペーストから手作りしようと思いつつ、いつもすぐに食べたいという食欲が抑えられず、常備しているカレーペーストを使ってしまう。こんなに簡単なのに深い味になるから本当に有難い。
水を足してクツクツと煮込んでいると蓋の隙間からスパイシーな良い香りが昇ってきて、我慢できずについつい何度も蓋を開けてはつまみ食いをしてしまう。最後にナンプラーや砂糖で味を調整しつつ、更に追い赤唐辛子でバッチリ激辛に!

最初の一口はココナッツミルクの甘さでマイルドなのに、二口目以降は食べるごとに辛さが増してきてじわじわと汗が額に滲み出てくる。大きめにカットしたお肉を頬張りつつ、ご飯にどっさり盛り付けたパクチーとキンキンに冷やしたお水と共にヒーヒー言いながらカレーを食べ進める。食べ終わる頃にはなんとも言えない達成感と爽快感。

今年もタイカレーシーズンの始まりだ!