鈴木育男写真展『なつかしの昭和時代』

お嫁入り風景 昭和32年

鈴木育男は、写真館「らかんスタジオ」の二代目として経営を続ける傍ら、街の風景を撮影してきました。60年以上前から継続的に撮り続けている地元・吉祥寺を写した作品は、街の変遷をたどる貴重な資料となっています。

本展では、当時、写真学生だった鈴木育男が撮影した、昭和30年前後の東京など、街の風景や人々を写した写真約80点をご覧いただきます。
子育てをしながらお店を切り盛りする女将さん、ご近所の人に見守られながらの嫁入り風景、ふんどし姿で神輿を担ぐ男たち。戦後の混乱から復興しつつある時代に、雑然とした中で再び活気を取り戻していく街の様子と、苦しい生活の中でも前を向いて生きる人々の姿が印象的に写しとめられています。
昭和ならではの人と人との繋がりが感じられる心あたたまる写真を展示いたします。

【所在地】
〒102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCII一番町ビル/JCIIビル


【アクセス】
東京メトロ ◎ 半蔵門線半蔵門駅下車④番出入口より徒歩 1 分
東京メトロ ◎ 有楽町線麹町駅下車③番出入口より 徒歩 8 分
都営バス ◆ 都03(四谷駅-半蔵門-日比谷-銀座四-晴海埠頭)
都営バス ◆ 宿75(新宿駅西口-東京女子医大前-四谷駅前-半蔵門-三宅坂)
半蔵門停留所下車 徒歩4分


* 駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮ください。
* JR東京駅からは、東京メトロ◎丸の内線東京駅→大手町駅にて◎半蔵門線に乗り換えると便利です。


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ポートレイト

ニューヨークらかんスタジオは、男性客と女性客がほぼ同じくらいありました。人物写真の撮影が主体で、特に男性ポー トレイトを得意にしていたのです。

ほとんどは顔が大きいアップの写真です。
初代の清作は、これらを「ビッグヘッド」と呼んでいました。

 

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写真師

30 〜 40年前まで 写真館の館主は先生と呼ばれていた写真師でした。
先生を意味する「師」が 付く理由は、1862年日本に初めて写真館が開設されたころから長い間、 先進的な科学や化学の幅広い知識と、芸術的な感性をも持っていて、社会の中で一目置かれる存在だったからです。

日本で「カメラマン」は、日常語になっていますけれど、欧米でカメラマン
と言えば、新聞社やTV 局などの報道カメラマンのことをそう言っていて、私たちのような写真家のことは、「フォトグラファー」 といって区別されています。

戦後「おい写真屋!」などと小馬鹿にされた時代もちょっとありましたが、最近はそんなことは言われなくなりました。昔の「先生」ではなくても良いですが、私たちは絶えず勉強して、写真家、フォトグラファーの地位は保持したいものです。

 

会長が見つめてきた歴史の変遷【1980年代】

昭和57年の吉祥寺
昭和57年の吉祥寺(サンロード入り口)

80年代はカラーフィルムの全盛期で、フジフィルム・コダック・コニカの勢いがあった時代です。
らかんスタジオは、70 年代後半と変わらず、大量のフィルムをお客様からお預かりして現像する取り次ぎ業務が多かったです。80 年代後半から 90 年代にかけては売上も良く、とても良い時代でした。 “会長が見つめてきた歴史の変遷【1980年代】” の続きを読む