100年の足跡 <2:DP屋時代•••>

カラーはラボに外注した。

苦しい時代を乗り切って写真スタジオに戻したのでしたが、戦後の疲弊・混乱で思うように収益が上りません。その頃からカメラを持つアマチュアが増えてきてフィルムの現像やプリントの仕事が忙しくなってきました。やがて、カメラも取り扱うようになり、カラーフィルムが普及して来るのです。ちょうど英国からビートルズが来日した頃のお話です。

世の中の景気が良くなって来るのに並行してモノクロの時代からカラー時代に転換していきました。カラーフィルムの現像や焼付は専門の業者に交渉・依頼してスピーディにお客さんに渡せる仕組みにしました。